選択肢はひとつじゃない

Vol.716

夏休み明け、学校に行けなくなった子のつぶやき

・入学式の当日、SNSを通じてみんながすでに知り合いになっていて盛り上がっていた

・もともと自分はおとなしい性格で輪に入って行く勇気もなかった

・そうしている間にみんなどんどん友達になっていって、自分一人が取り残された

・休み時間や移動移動教室も一人でいることが増えた

・いつも孤独で耐えられなくなった

・そんな私を見てみんなが「かわいいそう」って笑っている気がした

・高校に入ってしばらく頑張ったけれど、夏休みが明けたら学校にいけなくなった。

・明日の学校のことを考えるだけで寝れない。涙があふれてくる。

・もう学校に行きたくない。このままずっと休みたい。

・集団の中でいるのが疲れた。

・私の居場所、どこにもない。

・どうしたら良いか分からない。誰にも本心を打ち明けられない

・自分は何のために生きているのか、何で生まれてきたのか、親に心配かけてばかりで辛い。


これ、最近、うちの通信制高校に転学してくる1年生の子たちの悩み。
ほぼほぼ、この状況。

私たちの時代では考えられないけど、
今は中学生からスマホを持つ時代。
小学生でもスマホ持っている子もいる時代。

そんな時代で中学からインスタをやっていて、
中学卒業と同時に、進学する高校やクラスが一緒の子とつながる。

そして入学式当日、
やっと会えたことに盛り上がる女子たち。
これまでも友達だったかのように。

それまでスマホを与えられなかった子や
SNSの利用に乗り遅れた子は
仲間に入りづらい。

かなかな難しい時代になりました。
コミュニケーションの取り方、
リアルとオンラインと両方。

スマホを与えなかったこと
スマホを与えられなったこと
が悪いわけじゃないけど。
うーん、難しい。
正解が分からない。

ただ、私にできることは
そんな環境になじめなかった子が
明るい学校生活が送れるように
受け皿を用意すること。

さぁ、今日も一日頑張ろう!
いつもは夜書くブログだけど
今日は、夜、会合があるので
朝のうちに書きました。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。