ひと・もの・かね

Vol.610

今日は真面目に経営のお話。会社を経営していると、毎日が挑戦の連続です。

特に私のような弱小零細企業では、日々の業務に追われる中で、大きな決断を迫られることも少なくありません。

そんな中、最近特に感じることがあります。それは「人」の力。

先週、今年初めにWワーク禁止の会社に就職し、うちを辞めたCAD講師が遊びにきてくれました。

状況が変わり、またうちで働きたいと言ってくれ、CADコースが復活できそうです。

それから高専生のプログラミング講師が夏休みに1か月インターンで東京に行くので困ったなー。と思っていました。

すると10年来の付き合いのある方のご協力で、高専出身でプログラミングを教えられる息子さんが助っ人に入ってくれることになりました。

それから義理の妹の紹介で繋がった方は何とITパスポートの合格対策講座を担当できるプロの講師だったり。

そんなこんなで内部、外部の講師も含めると現在、14名の講師陣が会社を支えてくれています。

皆、真面目で勉強熱心で思いやりがある。生徒さん思いの優しいスタッフばかりです。彼らに日々深い感謝の気持ちでいっぱいです。

経営の基本と言われる「ひと、もの、かね」。

「ひとの力」

人材は会社の財産。
まさにその通り。

うちのスタッフは、一人一人がそれぞれの強み、得意分野を持ち、それを活かして会社の成長に貢献してくれています。

困った時に手を差し伸べてくれるスタッフの存在は、私にとって非常に心強いものです。

彼らの助けがなければ今はない。
特に通信制高校の立ち上げや業務の効率化に向けた取り組みなど、多岐にわたる課題が山積ですが、その中で、コツコツと問題解決に向けて、前進してくれる姿勢に、改めて「ひと」の大切さを実感しています。

必ず彼らを幸せにしたい。

次に、「もの」
私たちの業界では、最新の技術やツールを駆使することが求められます。

テクノロジーの進化は目覚ましく、それに追随することはなかなか大変です。

しかし、適切な「もの」を導入することで、業務の効率化や質の向上を図ることができます。

例えば、昨年開発した教室管理システムは、スタッフの作業時間を大幅に短縮し、生産性を向上させました。

このような「もの」の力もまた、会社の成長に不可欠な要素で、思い切って導入して良かったな。と忙しくなればなるほど実感します。
(が、やっぱりシステムは高い。涙)

そして最後に「かね」
資金は経営の血液。
健全な資金繰りを保つことは、事業を安定して運営するために必要不可欠。

資金が不足すれば、何もできない。
新しい取り組みをしたくても進めることもできない。

だから無駄な出費を抑える一方で、必要な投資を惜しまない姿勢を貫いています。

今月末にはビジネスパソコン教室に3,600の巨大ホワイトボードが設置されます。

これからの資格試験対策講座の充実に向け、生徒さんが受講しやすく、講師が教えやすい環境への投資です。

このバランスを保つことが、簡単なようで難しい。不必要な経費を抑え、価値あることに投資する。これが成長の鍵であると考えています。
(欲しいものがいっぱいあるから実際はなかなか難しいけど。苦笑)

それから大切にしていることは、
スタッフに感謝の気持ちを必ず言葉ですぐに伝えること。

言葉だけでは足りないから、年に数回は感謝の気持ちを伝える場を設けたり、彼らの努力を評価する制度を導入したりしています。

やっぱり気持ちよく働いて欲しい。
頑張ったら頑張った分をしっかり認めて評価してしたい。

それから最後に最も大事にしているのは、彼らの成長を認めるために私自身が自己研鑽を怠らないよう努めています。

私たちの会社はまだまだ成長途中です。これからいろんな試練がやってきます。だけど、スタッフ一人一人の力を信じて、協力し合いながら前進することで、どんな困難も乗り越えられると確信しています。

ひと、もの、かねのバランスを保ちながら、強い組織を築いていきたいと思います。

スタッフの努力と協力があってこそ、私たちの会社は成長し続けることができています。

これからも力を合わせ、より良いサービスが提供できるように進んでいきたいと思います!

先週からいろいろピンチを乗り越えて、改めて人のありがたみを感じていたので今日はこんなブログになりました。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。